舞台『異説・狂人日記』 初演脚本
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舞台『異説・狂人日記』初演台本 A5 94ページ(本文90ページ) 和綴じ
◆物語◆
時は大正十二年八月、夏の盛りである。 精神科医の男の元に、かつての患者から一通の手紙が届いた。 “私にはもはや、人の生活というものに皆目見当がつかなくなってしまったのです。センセに助けてもらわなければ、私の正気はあと一日だって保たないでしょう。どうか後生ですから、私の住まいを訪ねてきてはくれませんか。” 精神科医は元患者の男、妹尾十三を訪ね脳病院へ向かう。 そこで彼の口から聞かされたのは、およそ信じがたい話であった。 「私の兄は──食人鬼なのです」
舞台『異説・狂人日記』初演台本
A5 94ページ(本文90ページ) 和綴じ

















